ひとりDXへの道
DXは終わることのないプロセスですが、最も大変なのは「軌道に乗せる」まで。
それこそ、ほとんど担当者ひとりが中心になって進めていくことさえあります。
しかし、「DX」という言葉が独り歩きしていて、社長も、マネージャー陣も、スタッフも、それぞれいろんな期待を寄せてくる。あるいは反発してくる。自分がやりたいこともたくさんある。
目先の課題解決で手一杯で、いまいち自分がどこに向かっているのかわからない…
検索すれば情報はたくさんあるけど、優先順位がつかない!
そんなひとりDX仲間のために、ここでは、「0から軌道に乗せるまで」を中心に、中小企業のわたしたちがひとりDXを進めていくための記事を順番にご紹介していきます。
読み終わる頃にはきっと、自分の状況が冷静に見えてきて、今何をすればいいのか、何をしなくていいのか、はっきりと見えてくるはずです。
(本1冊よりは多い情報量があるので、うまくかいつまんで読んでくださいね。お得!)
DXを始める
まずは、どうやってDXを始めたらいいのかについて。
この記事を読めば、DXの概要や中小企業にとってのDXについて把握でき、まず何をしなくてはいけないのか、「軌道に乗せる」までにどんなプロセスがあるのかが具体的にイメージできます。
DXを形にする
全体のイメージが見えたら、次は会社毎にしっかりと戦略を立てるまでの流れを見ておきましょう。
なぜ戦略がないとまずいのか、「戦略ができた」というのはどういう状態なのか、どういうステップで戦略を作っていくのかが具体的にイメージできます。
ある程度戦略が見えたら、あるいは戦略を考える上で行き詰まったら、一度使える選択肢を見てみましょう。
DX戦略のかなりの部分はこれらのツールを使うことで実現できるはずです。
さて。
私たち中小企業では、どうしてもリソースが足りません。
しかし、人というリソースは活用の仕方一つでいくらでも伸びしろがあります。
そして、その活用の仕方はDXの進み具合によってまったく変わってきます。
それぞれのフェーズ毎に、どんなスキルが必要なのか、どんな仕組みが効果的なのか、ひとりDXを卒業するにあたって、採用や教育のポイントはなにか、そうしたことを知りたければ、以下の記事を参考にしてください。
DXの失敗を防ぐ
忙しい中でなんとかリソースをひねり出し、社内でいろいろな人と衝突しながらようやく一つプロジェクトを進めたけど、失敗してしまった…
そんな事にならないように、DXの失敗例や失敗要因、そしてそれへの対応策を、中小企業の観点から徹底的に掘り下げました。
事前に目を通しておけば、「してもいい失敗」と「絶対に避けるべき失敗」が区別できるようになり、日々生じてくるトラブルをどういう優先順位で処理していけばいいのかが判断できるようになります。
ここまで目を通せば、DXを軌道に乗せるまでの具体的なTODOがイメージでき、そのプロセスの中でどのような判断基準を維持していけばいいか、直観が働くようになっているはずです。
よいDXを!