ひとりDXについて
サイトができた経緯
はじめまして。
管理人です。
このサイトができた経緯をひとことでいうと、「友人たちが全く休めずに働いていたから」です。
あとは、私もここ数年で身についたことを整理してみよう、と思ったから。
これだけだと意図も気持ちも伝わらないでしょうから、少しだけ説明してみます。
小さな会社でありがちな、「ひとりDX」の現実
ちまたではねこも杓子もDXですね。
実際、ビジネスやオペレーションのデジタル化、効率化を行って競合に差をつけていかなければ中長期的に生き残るのは難しいと思います。
そんな中、会社で多少なりともITがわかるのは自分だけ。
DXは、人事・経理からマーケティング、営業、カスタマーサポートそして経営まで、すべてが関連してきます。
そして、ITでできることは本当に無限にある。
結果として、多くの中小企業では、人が足りないけどDXしなきゃ!というDX担当者(経営者含む)が膨大な仕事量に押しつぶされているような状況ではないでしょうか。
- 各部門からの「こうしたい」と、自分なりの「こうできるのでは」が尽きることなく積み上がっていき、すべてが中途半端なまま毎日が終わっていく。
- 終わらせたと思っても、「使えない」「うまくいかない」というフィードバックが尽きることなく返って来る。
- 夜も遅くなり、スタッフが全員帰ると、ようやく自分の仕事に手を付けられる…
人間的な生活は望めませんね。
私がこれまでやってきたこと
実際私もそうでした。
マーケティング担当の業務委託だったはずが、気づいたら…
- PC関連の備品管理
- CRMの導入・管理
- 社内のオペレーションの再構築や自動化
- IT研修
- セキュリティ管理
- ネットワーク管理
- モバイルアプリケーション開発
などなど…
あらゆることをやりました。
ですが、徹底的に優先順位をつけ、効率化し、社内の人的リソースを教育したり採用したりして、最終的には成果の出るDXを安定して、かつ会社全体で協力して実現できるようになり、たまには休みも取れるようになりました。笑
会社の方は、売上に反比例するように残業時間は減っていき、概ね5年ほどで会社の粗利は約2.5倍、従業員は倍以上、離職率はほぼ100%からほぼ0へと、非常に理想的な成長をすることができました。
ハードでしたが、いい経験だったと思います。
また、姉妹会社や友人の会社でも似たような状況(というかこっちは誰もいない)で、色々とお手伝いをさせていただいています。
検索しても、本を読んでも、誰に聞いてもわからない
DXとひとことで言っても、その実態は会社によってさまざま。
正直なところ、「会社経営」とほとんど変わりません。というか、経営の「最近難しくなってきた」部分がまるまる全部DXなんじゃないでしょうか。
世の中がこれまで積み上げてきた「経営のやり方」「マネジメントのやり方」みたいな本や情報はたくさんあるんですが、残念ながらDXに関わる部分はまだまだ未知数。
個別の課題についてのコンサルタントは多いです。
ですが、「そもそも今、どんなDXの選択肢があって、どういう優先順位をつけたらいいのか」ということについて答えてくれるのは、大企業向けの戦略コンサルとかそういうレベルのサービスしかないのが現状。
- どのサービスの組み合わせが効果的なのか
- 会社のしくみをどう変えたらいいのか
- なにをどこまで教えたらいいのか
小さな会社の限られたリソースでは、自分たちでなんとかする、という選択肢しかないのではないかと思います。
あなたの会社にとっての「正解」をお伝えすることはできませんが、
- どういう組合わせがうまくいったのか
- 成功したしくみ、失敗したしくみ
- 教えるときのポイント
など、具体的な経験から少しは役に立つ情報を伝えられるんじゃないか。
そう思って、サイトを作り始めました。
「ねこの手」ほどではありますが、お役に立てると幸いです。
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